東福寺
禅宗の一派である臨済宗のお寺であり、摂政の九条道家によって造営された。東福寺の名前は、奈良最大の寺院である東大寺と、同じく奈良で大きな力を有していた興福寺から「東」と「福」の字を取ったことに由来する。境内の紅葉でも有名で、2000本もの楓の樹が植えられており、紅葉の時期に通天橋から見下ろす景色は絶景だ。方丈を囲む四つの庭園(方丈庭園)は、1939年に昭和の名作庭家の重森三玲によって作庭された。鎌倉時代の質実剛健な風格を基調に、近代芸術の抽象的構成を取り込んだ興味深い枯山水式庭園で、方丈の四周に庭園をめぐらせたものはこの東福寺の庭園だけである。