比叡山延暦寺
京都と滋賀の県境にまたがり、南北に峰をのばす比叡山に位置し、眼下に琵琶湖を望む。この山のほぼ全域が境内にあたり、谷や尾根を活かして建てられた、東塔、西塔、横川の3地域を合わせて比叡山延暦寺と呼ぶ。延暦7年(788)に最澄が薬師如来を本尊とする一乗止観院(現在の総本堂・根本中堂)を創建して比叡山を開いたのが起源。延暦寺の名は、日本の国を鎮め護る寺として朝廷から大きな期待をされていたことから、年号「延暦」を寺号に賜った。鎌倉仏教の開祖となる、浄土念仏の法然、親鸞、一遍、禅では臨済宗の栄西、曹洞宗の道元、法華経信仰の日蓮などが学んだ場であるため、比叡山は日本仏教の母山と仰がれている。また、1994年に世界文化遺産に登録された。