平安神宮
大きな鳥居が目印の平安神宮は、平安遷都1100年を記念して今からおよそ100年前に建立された比較的新しい神社である。1868年の明治維新の戦乱で市街は混乱し、さらに首都が東京に移ったことで、京都市民は大きなダメージを受けることとなった。そんな中、京都の復興を目指して様々な町おこし事業が行われたのだが、そのときに開催された内国勧業博覧会の目玉が、平安神宮であった。造園家の小川治兵衛が20年以上かけて作った神苑は国の名勝に指定されており、池泉回遊式の近代日本庭園として有名である。南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つで構成されており、春は南神苑の枝垂桜を、6月には西神苑の花菖蒲を楽しむことができる。境内の裏に隠れるように広がる神苑は、一息つくにはとっておきの場所となるだろう。(写真:(C) 平安神宮)