天龍寺
お寺の廊下からゆったりと眺めることができる庭園は嵐山を庭の一部として組み込んだ、借景という手法を取っている。廊下からの雄大な眺めは、それだけで心があらわれる。この場で座禅を組み修行に取り組んでいる天龍寺の僧侶たちのように心をすっきりさせたいと思ったら、ぜひ一度訪れてみては。特に木々が色づく秋は、お庭の紅葉と赤く染まった嵐山が目の前に広がり、その壮大さに圧倒されること間違いなしである。また、天龍寺の法堂にある八方睨みの龍は1997年加山又造が描いたもので、どこから龍の目を見ても必ず目が合い、そしてそのまま目を見ながら絵に沿って移動すると龍の頭が動いてこちらを見続けるように見える、面白い仕掛けが組み込まれている。