常寂光寺
文禄四年(1595)、日禛上人が嵯峨小倉山の地に隠棲し開創した。この地は、平安時代に小倉百人一首の撰者で知られる藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝わる地で、角倉栄可と了以によって、歌人でもあった日禛に提供した。歌枕の名勝小倉山麓ということもあってか、境内からは目前の嵯峨野をはじめ衣笠山、比叡山、大文字山、東山音羽山までを一望できる。秋は紅葉に包まれ、風情豊かで静寂な寺院である。